
ここからは軽自動車に関する、節約・倹約術について書いていくよ。
車は一般家庭にとって、住宅の次に高額の買い物になるよね。ただし、車は
買い換えが発生するものだから、住宅と違って毎回の交渉次第によって支払い
総額がものすごくかわってくるくせものでもあるんだ。

ここでは、まずは所有する車は普通車から軽自動車にしてみよう!っていう
提案。今は原油価格の高騰だとか、セカンドカー需要とかで軽自動車の
市民権もだいぶ確立されてきたけど、まだまだメインの車にはどうかな?って
人多いよね。
理由のひとつとしては、「軽自動車って狭いし走らないし、かっこわるい」と
思われてることもあるよね。更には、「安全性がちょっと・・・」という意見もある。
要は、これらのネガティブ要因をクリアできれば、軽自動車もメインの車の
候補に考えられるわけ。
結論から言ってしまうと、スタイリングの好みは分かれるものの、軽自動車
だからといって普通車に大きく劣る部分はほとんどない、これが事実。昔の
軽自動車のイメージとかが先行してしまって食わず嫌いになってしまっている
人が多いと思うんだ。何より、費用対効果(コストパフォーマンス)で考えて
みれば、軽自動車ってのはすごく優れた選択肢のひとつだってことを、
ここでは紹介していくね。
■スタイリング(外観)
これは正直言って好みの部分が左右するから、個人の価値観が最優先
されるね。でも、現在の車の流行はミニバン(2BOX)やクロスオーバーSUV
なので、これに類する選択肢は軽自動車にも存在するよ。
たとえばミニバン系でいえば、軽自動車で売れ筋のワゴンRとかMOVE
なんかは背高ミニバンと同等の形状だし、SUV系でも数は少ないけどスズキ
Keiなんかもあるし、本格派のオフロードならジムニーやパジェロミニもある。
■ユーティリティ
軽自動車は形状・排気量などで普通車とは厳格に規格化されているため、
絶対容量で普通車に勝ることはできない。たとえば、軽自動車の乗車定員は
4名なので、3列シートはありえない。でも、最近の軽自動車は世間のママ層
の使い勝手を非常に良く考慮した設計を取り入れているので、シートアレンジ
なんかは意外と簡単にできるようになっているし、細かい小物入れなんかも
充実している。ちょっと前までCMやってたダイハツのTANTO(タント)なんかは、
試乗してもらうと分かるけど、室内空間はそこらの1リッタークラス(ヴィッツとか
フィットとか)に負けないし、インパネにはこれでもか!と言わんばかりの小物
収納スペースがたくさん。こういった限られたスペース効率をかせぐことで、
総容量としてはかなりのもの。 更に、最近はシフトレバーをインパネに埋め
込んだインパネシフトが主流なので、運転席と助手席はウォークスルー
できる車種もたくさんあるんだ。
■安全性
ただでさえ小さい軽自動車だから、ここは気になるところ。でもご安心を。
現行軽自動車の衝突安全性は、55km/hでの前面衝突、側面衝突、後面衝突、
64km/hでのオフセット前面衝突に対応しているものが多い。実はこの衝突安全
基準、普通車のものと条件は同じ。よく勘違いされるんだけど、大きい車だから
より安全基準が厳しいというのは国内メーカーに限れば間違い。でっかいミニ
バンだって正面衝突を120km/hまで保証しているなんてことはないんだ。
あとは、SRSエアバッグも運転席はほぼ標準装備だし、助手席も選択可能。
そして、ABS(アンチロックブレーキシステム)も標準装備が増えたし、オプション
追加も可能。これらの点でも普通車とは遜色ないんだ。
それでは普通車との安全性の最大の違いはなにか?それは、プリクラッシュ
セーフティシステムの有無がもっとも大きいと思う。ミリ波レーダーで前の車との
距離を制御したり、自動でブレーキをかけたり、万一のスリップ時にスタビリティ
コントロールがはたらいたり・・・でも、これってほんとうに高級車であったり、
普及車でもかなり高額のオプション料金が必要だったりする。つまり、普及
グレードの車との絶対的な安全性の差異っていうのは、イメージよりずっと
少ないんだ。
■動力性能
軽自動車は規格上、660cc以下の排気量と64馬力以下のエンジン出力と
決まっている。世の中には200馬力超の車もたくさん存在するし、そんな車と
比較されれば当然走らない。でも、必要にして十分な動力性能を満たして
いれば、非現実的な出力がなくても、車は十分に用を果たすんじゃないかな。
それは市街地走行ではほとんど差が分からない。極論すれば、高速道路の
合流でスムーズに80km/h以上まで加速して車線に入ることと言えるんじゃ
ないかな。その点でいえば、軽自動車の64馬力ターボ付きであれば、
まったく問題ない。ばんばん追い越しをしない人であれば、NA車(非ターボ・
自然吸気)でも十分だよ。ちなみにしろねこは42馬力NAのMT車で東京-大阪間
を何度も往復してきたけど、確かに高速の合流はこのクラスじゃ物足りない
けど、それ以外は普通に走ることができたよ。64馬力のターボ車なら、
1リッターカーより実は走ったりするし。
■環境性能・燃費
軽自動車が条件で厳しいとすれば、この点かもしれない。10・15モードでの
燃費比較でいえば、軽自動車よりも1リッターカークラスに分があるよ。ただし、
高燃費が売りのフィットで23km/Lで、同じくホンダの軽自動車ゼストで19km/L
ぐらいだから、実際公道を走る分にはあまり差を感じないレベル。いずれにせよ、
2リッター超の車が10・15モードでも10km/Lくらいしか走らないことを考えると、
軽自動車もかなり燃費は良い方であると言えるよね。
もちろん、軽自動車の動力性能は64馬力が上限なので、車重が増えれば
増えるほど回転で稼いで動くため、燃費が落ちることは仕方ない。だから、
1ボックスタイプの軽自動車など1トン近い重量車は、ターボを必須で考えて
おいたほうがいいよ。
■維持費
燃費もこの中に入るけど、やっぱり大きいのは税金。毎年春にやってくる忌々
しい自動車税だけど、普通車が1リッター〜1.5リッタークラスで約3万5千円に
対し、軽自動車は7,200円。これが毎年の差だよ!?しかも、二年に一回のこれ
またうっとうしい車検でも、重量税で1万円近くの差がつく。ガソリン代でも
2リッタークラスとは毎回差がつく(燃費だけでなく、ハイオクとレギュラー
の差異も)ので、年間の維持費は月二回給油する軽自動車と2リッター
クラスとの比較で、だいたい8万円〜10万円くらい差がつく。
更にはタイヤなども2リッタークラスで15インチ〜17インチを履くのに対し、軽
自動車は12インチ〜14インチが主流。タイヤ代も一回の交換で10万円ぐらい
差がつくこともある。ホイル交換する場合も当然だよね。
■保険料
自動車保険てのは、車種別に保険料が設定されているんだけど、そのロジック
は割と簡単。大きくて馬力の出ている車ほど、事故しやすい、つまりは保険料が
高いってこと。そりゃあもちろん、280馬力の国産スポーツカーと、64馬力の軽
自動車とでは、保険料が違って当然。ここまで極端じゃなくっても、普通車の
2リッタークラスと比較しても、排気量が小さい軽自動車の保険はかなり安い
んだ。保険なんて事故がなければお金を捨ててるようなもんだし、少しでも
節約しておきたいところだね。
■再販価値(リセールバリュー)
軽自動車のおいしいところは、購入して維持することだけじゃないんだ。知る
人ぞ知る、軽自動車は乗り換えなどで売ってしまうとき、普通車に比べて再販
価値が高いことが多いんだ。もともと価格帯が低い割に、安定した需要が継続
していることもあって、底値がしっかり支えられているのが特徴。ざらに低年式
の普通車がひと桁万円で売られているけど、軽自動車ではまずそんなことは
ないんだ。だから、大衆普通車に比べて安く買えて・高く売れる、これが軽
自動車のいいところ。試しにネットの中古車サイトで軽自動車の価格帯を見て
みると、普通車に比べて確かに高値で売買されていることが分かるよ☆
以上の比較からみて、軽自動車がかなり家計に優しい、節約・倹約の手段で
あることが分かったよね。まずは百聞は一見にしかず、ディーラーなり中古車
展示場で試乗してみて、軽自動車ライフを検討してみようよ!
次は、軽自動車に乗り換えを考えた人、やっぱり普通車で頑張りたいけど
少しでも安く買いたい人向けの新車購入交渉術だよっ。



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